「幸福とは?」
幸福とは?
そもそも幸福とは何だろうか?
手元の角川国語辞典で調べてみると、
幸福:さいわい、しあわせ
とあった。
さすがに、これでは意味不明だ。
ヤフーの辞書で検索してみると、以下の記事が出てきた。
大辞林 第三版の解説
こうふく【幸福】
不自由や不満もなく,心が満ち足りている・こと(さま)。しあわせ。
夢の実現を引き寄せる最短ルート多少詳しくなるが、それでも、まだよく分からない。昔からスピリチュアルの本をよく読むが、スピリチュアルの世界では、”在り方”が大切だと言う。英語で言えば、beingだ。
つまり、いつも心が満ち足りていれば、引き寄せの法則に則り、さらに幸せな出来事が引き寄せられてくるということだ。確かに、これは本当のことだろう。
じゃあ、どうすれば、心が満ち足りるかということだが、
- 暖かい日に海辺で日向ぼっこをする
- 早朝に散歩をして小鳥のさえずりを聞く
- ハイキングに行って、川のせせらぎを聞く
こんなことをするだけでも相当心が満たされるはずだ。あるいは、わざわざ出かけなくても最近であれば、自然音を集めたCDもあり、こういった音楽を聴きながら海や川にいるところを想像するだけでも相当心が満たされる。これは、多くの人が知っていることだろう。じゃあ、以下のような疑問が湧く。
毎朝、出勤前にこういった音楽を聴けば、一日幸福でいられるのだろうか。
時間が許せば、一生こんなことを続ければ、ずーっと幸福でいられるのだろうか。
もし、そうならタヒチなどのいわゆる天国に近い島と言われるようなところに住んでいる人々は日本人よりもはるかに幸せなのだろうか。
若い頃に大金持ちになって、早期リタイアして、毎日自分の趣味に没頭する。
しかし、噂に聞くところでは、そうでもないようだ。
アメリカ人の夢のひとつに若い頃に大富豪になって、早期リタイアし、あとは暖かい地域にあるリタイア村で毎日ゴルフや釣りをして暮らすというもの。
しかし、リタイア村にしばらく住んだ人は、すぐに飽きてしまうか、ボケてしまうといった話をよく聞く。
あるいは、日本でも大企業でバリバリ働き、定年後は毎日ゴルフ三昧の生活を送ると楽しみにしていた人が、実際、毎日ゴルフをしてみると、すぐに飽きてしまい、他に趣味もなかったため、あっという間に老け込んでしまった。こちらは身近でも結構見かける。
そうすると禅の高僧ならともかく一般人では常に心が満ち足りている状態をキープするのはなかなか難しそうだ。つまり、「幸福である」という在り方を常にキープするというのは、結構、難しそうである。
もう一点、幸福に関して、日本で幅広く知られているのはマズローの欲求5段階説だろう。
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