早川書房から「幸せになる技術」という本が出ています。

タイトルだけを見ると、スピリチュアル作家が書いた本に思えるが、内容は、なんとコロムビア大学のビジネススクールで教えている人気講座をまとめたものです。

開運したいあなたにおススメ!

コロムビア大学と言えば、名門中の名門。
世界でも指折りの大学であり、大学ランキングで言えば、いつも東京大学よりもはるかに上にいる。

宇多田ヒカルの卒業校としても有名だし、特に、金融工学の分野では世界一。

世界中のファンドマネージャーやその卵が目指す大学です。
ちなみに義理の弟も、コロムビア大学金融工学の大学院を卒業しました。

そんな大学の、しかも、MBAを目指す学校で、「幸せになる技術」というものを教えているのだから、さすがに、アメリカは懐が深いと感じます。
いわゆる学問や勉強の範囲が日本よりも、ずっと広い。

話は変わりますが、私の知り合いがGoogleやQVCで人事担当をしていましたが、彼は、アメリカの大学院でLearning Developmentという学問を学び、実際にGoogleやQVCでも、大学院で学んだ内容を使って、人材開発をしていたといいます。

最近、日本企業は、元気がありません。
これは、最新の学問の成果を実際に企業経営に導入しているかどうかということが大きく影響している気がしてなりません。

さて、話を元に戻しましょう。

この「幸せになる技術」では、いくつものエクササイズを進めているのですが、そのひとつが毎日奇跡を起こすというレッスン。

奇跡と言っても、もちろん、キリストがやったように歩けない人を歩けさせるとか、水の上を歩くといったものではありません。

たまたま昔の友人のことを考えていたら、数年ぶりに電話がかかってきた、といった小さなことです。

これを意図的に起こすことをトライするというのです。

例えば、ボーリングに行って、毎回ストライクが取れるようイメージする。

お得意先から思いがけない大口オーダーが入るなど。

一日に50回、60回と奇跡を期待する。

望んだ結果にならないことも次々に起きますが、それは無視。

そうすると、少しずつ小さな奇跡が起きてくる。

あるいは、今までも奇跡が起こっていたのだが、それに気づくようになる。

気づいたら、それを日記に書き留めておく。
時々、日記を読み返して、喜びに浸る。

そうすれば、もっともっと奇跡が起こってくるというのです。

私も、これを読んでから、早速やってみました。
すると、確かに、少しずつ奇跡が起き出しました。

心理学者ユングのいうシンクロニシティという概念があります。共時性とも訳されますが、いわば不思議な偶然のこと。
ポジティブなことを考えていれば、自然とポジティブな出来事がやってくるはずです。

日記の習慣と一緒に毎日奇跡を起こす習慣も始めてみよう。

夢の実現を引き寄せる最短ルート