セルフプロデュース


昨日は、岩元岩元貴久さんのセルフプロデュースというセミナーへ行ってきた。

原型になっているのはザ・シークレットにも出てきたDr.ジョン・ディマティーニ氏のバリュー・ファクター・ビジネス・トレーニングのようだ。
とにかく大量のワークがあり、とても3時間半では消化しきれない内容で、多少消化不良な部分も残ったのだが、印象に残ったポイントをいくつか紹介しよう。

まずは、そもそも私というのは何か?ということ。
冒頭にBBC放送のビデオが見せられたのだが、これが非常に興味深いものだった。ある男性が両手にセンサーを持たされて、MRIで脳波を測定する。センサー自体は、スイッチがついているだけの非常に単純なもので、右手か左手か、どちらのスイッチが押されたかを測定するもの。そして、どちらのスイッチを押すかの意思決定をする際に、脳波がどのように動くのかを測定しようというものだった。

しかし、その結果は、驚くべき内容だった。被験者の男性は、全て自分でどちらのスイッチを押すか直前に決めていたつもりだったのだが、実は、スイッチを押す6秒前に既に脳波にどちらのスイッチを押すかの信号が出ていたというのだ。

その科学者が説明するには、自分の意思でスイッチを押していたつもりが、実は、その6秒前に無意識が決定していたということなのだ。
昔から意識よりも無意識の力のほうが強い力を持つという話は聞いたことがあるが、じゃあ、どうすれば無意識をコントロールできるのだろうか。無意識をコントロールできれば、ほとんどの望みも叶ってしまうのではないか。ただ、残念ながら、そこまでの説明はなかった。

もう一点面白かったのは自分の天命を知るというワークだ。

夢の実現を引き寄せる最短ルート

天命を知るには、大きく分けて二つの方法があるという。

ひとつは、現在、自分が一番時間をかけていること。そして、自分の部屋で最も大きなスペースを占めているものを見て、自分が最も大切にしている価値観を知るということ。例えば、私の場合であれば、まだ新しい仕事を模索しているところというのもあって、いくつかの新しいビジネスを覚えようとしている。あるいは、ビジネスを始めるために必要な資材(車、チラシ、名刺など)を用意している。だから、仕事に一番価値観を置いている。

また、反対に自分が幼少期(3歳から7歳頃まで)に最も辛かったことは何だろうかと思い出してみる。

私の場合であれば、3歳頃に両親が離婚したことだ。そして、その辛かったことを過去に忘れ去ろうとしたり、その後の人生で何度も繰り返し起こっているようであれば、これが私の克服すべき課題だという。

確かに、父親の存在は子供の頃はすっかり記憶から消えていたし、また、先月には離婚もした。だから、家族との愛、いや家族との愛だけでなく自分を愛する、自分の価値観を高めるということが私にとっての課題なんだろう。そして、それを仕事とうまく組み合わせることができれば、私の人生はさらに充実したものとなるだろうという。

そして、お決まりのようにセミナーの最後には、Dr.ジョン・ディマティーニ本人によるセミナーの勧誘があった。私の元々の予定では、来年以降に会う予定をしていたから少々早すぎる。そう思って、昨日は、申し込みをせずに帰ってきたのだが、そうすると、今日岩元さんからメールが入ってきた。

まずは、岩元さんと30分程度の個人セッションをしないかと。30分間の個人セッションの中で、私の天命を解き明かしてくださると。それで満足すれば、セミナーを受講してくださいとのこと。

まあ、これも何かの縁かもしれない。まずは、岩元さんの個人セッションを受けてみることとした。個人セッションの日程は4月下旬から5月上旬との説明だったから、一番最後にスケジュールして欲しいとお願いした。

それまでに、最低限の生活費が稼げるようになれば、思い切ってセミナーを受講しようと思う。

ただ、元々、Dr.ジョン・ディマティーニと知り合いになりたいと思っていたから、これはチャンスなのだろう。

夢の実現を引き寄せる最短ルート