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ロイヤル・ダッチ・シェルとは?

ロイヤル・ダッチ・シェルという会社をご存知でしょうか?

第二次世界大戦後から1970年代まで、世界の石油の生産をほぼ独占状態に置いたセブン・シスターズ7社(ロイヤル・ダッチ・シェル、スタンダードオイルニュージャージー、アングロペルシャ石油会社、スタンダードオイルニューヨーク、スタンダードオイルカリフォルニア、ガルフ石油、テキサコ)の内の一社であり、ヨーロッパ最大のエネルギー会社です。

日本とのつながりは非常に古く、シェルの創業前までさかのぼります。

シェルの歴史は、ユダヤ人マーカス・サミュエルが明治時代に来日した際、神奈川県の三浦海岸で見つけた貝があまりにも美しく、拾い集めた貝殻を持って帰国。貝殻細工の製造販売で財をなしたところから始まります。

その後、カスピ海から輸入した貝殻で利益を上げ、次第に事業を拡大、世界最初の「タンカー王」となりました。さらに、後を継いだ息子たちは、石油事業に進出し、世界を支配しているとまで言われた超巨大多国籍企業になっていくのです。

今でも世界の陰謀論によく名前が出てくる会社です。

ロイヤル・ダッチ・シェルの未来予測技法とは?

さて、そんな超巨大企業のロイヤル・ダッチ・シェルが未来を予測するために、好んで使ったと言われる手法にシナリオプランニングと呼ばれる手法があります。

世界を支配している(?)企業が使うと言われるのですから、どんな手法か興味がありますよね。

さて、どんな手法かと言えば、未来を想定するいくつかのオプションを考え、どんな未来が来ても対応できるようにするという手法です。

もう少し具体的に説明しましょう。

例えば、あなたがシェルの社員だとして、以下のように3通りの未来を想定したとしましょう。

未来1

太陽光発電の技術革新がどんどん進み、今よりもはるかに安いコストで、なおかつ、はるかに大量のエネルギーが作れるようになった。このため、一般家庭では、ほとんど電気を買う必要がなくなり、それに伴って石油の需要も激減してしまった。

未来2

再生可能エネルギーの普及は、徐々に進んでいるが、新興国のエネルギー消費量も増えたため、結局、石油の消費量も20年前とほとんど変化していない。

未来3

再生可能エネルギーの普及は、思ったより進んでいない。それよりもアフリカの発展により、エネルギー消費量が急拡大。これにより、石油消費量が急ピッチで拡大。石油価格も急上昇し、ロイヤル・ダッチ・シェルの業績は毎年最高益を更新続けている。

このように、まずは、複数の未来を想定します。

未来1が来ても、未来2が来ても、未来3の状態になったとしてもロイヤル・ダッチ・シェルが生き残れるように、資金を分散させて、将来に備えるという方法です。

例えば、石油だけでなく、太陽光発電にも投資をしていく。アフリカにガソリンスタンドを展開する、といった施策です。

実際、シェルは最近では、洋上風力発電を手掛けるようになってきています。

そして、この方法は、一般人が重大な決断をする場合にも使えます。

コロナ騒ぎで今勤めている会社が倒産する可能性があると考えている人もいるかもしれません。

例えば、会社が年内で倒産する場合、今のままなんとか継続できる場合、倒産はするが大手に買収されて雇用が確保できる場合など、様々な未来を想定することができるでしょう。

そして、どんな未来にも対応できるように、今、何をすべきかを考える方法がシナリオプランニングと呼ばれる手法です。

日本の政治家も、この手法を活用すれば、もっと建設的な議論ができると思うのですが。

さて、実は、未来を予知するもっといい方法があります。

確か、映画、「Xファイル」でも黒幕が言っていたような気がしますが、それは・・・

未来を創る方法です。

未来を創造する方法とは?

自分で、自分が理想とする未来を創ってしまえば、未来予知をする必要もありません。

これまでに学んだ自己啓発のテクニックを思いっきり短縮すれば、以下の通りです。

理想の未来を引き寄せるための準備事項

  • ここ10年で実施したい自分の夢や目標を洗い出す。
  • その目標を達成するための実行可能な計画を作る。
  • 毎年、毎月、毎週の目標を立てる

理想の未来を引き寄せるための毎日のアクション

  • フラクタル・サーキットを持って、呼吸法を行い、脳波をθ波に誘導する。
  • 計画を眺める。
  • 計画を達成するためのアクションを毎日実施する。

基本的にはこれだけです。

*フラクタル・サーキットの詳細はコチラから。

もっと細かいテクニックを上げれば、毎日読書をする、オーディオ学習する、アファメーションをする等など、様々なテクニックがあります。

ただ、毎日・毎週の目標をクリアしていけば、ポジティブな引き寄せの法則が働き、さらに大きな目標がどんどん叶っていきます。

そして、最終的に、10年後の目標が叶います。

これをするようになってから、少しずつ目標が叶うようになってきたと思います。

まずは、5月度の目標は全てクリアしました。

これから、6月度の目標を作ります。