丹田強化法

逆腹式呼吸のコツが分かったら、次は、丹田を直接鍛えます。

夢の実現を引き寄せる最短ルート

チャクラと同じように丹田という言葉に抵抗があるなら、丹田を肚という言葉に置き換えて考えてください。ことわざでも、肚や腹を使ったものは多数あります。肚が大きい、肚ができる、腹を決める、腹を割るなど。

肚の座った人間になるには、ビジネス経験、あるいは、生まれつきの才能が必要と思われていました。ほとんどの場合はそうです。同窓会に出席しても、昔は貧相だった人間が、20年ぶりに会うと肚の座った人間になっていたということは、稀です。しかし、稀ではあっても、肚も鍛えることができるのです。

肥田式強健術 腰腹練修法

呼吸法を行って、ある程度、丹田に力を入れる感覚が分かってきたら、もっと短時間で効率よく丹田を鍛えられる方法に切り替えていきましょう。丹田に力を入れるコツが分からなければ、単なる半スクワットになってしまいますので、ほとんど効果はありません。逆腹式呼吸を練習して、ある程度、丹田に力を入れるコツが分かってから行いましょう。これは、大正時代に一世を風靡した肥田式強健術といわれる丹田強化法です。

やり方はごく簡単。

  • 拳を作る。拳の作り方は、独特で、まず、人差し指と中指を親指で抑え込みます。そして、残りの薬指と小指で親指の先端を握ります。
  • 手の甲を体の前に向けて立ちます。
  • 最初はゆっくりと、そして、最後は加速度的に膝を90度になるまで曲げていきます。
  • 同時に、腕をひねりながら前に出していきます。
  • 呼吸は逆腹式呼吸で丹田に力を入れます。
  • 創始者の肥田春充氏によれば、毎日40秒練習するだけで丹田が鍛えられるということです。ただ、私の感触では、逆腹式呼吸の感覚がつかめないと、これだけ練習しても丹田の位置、そして、丹田に力を入れるという感触が分かりません。まずは、逆腹式呼吸を練習してから、これを行いましょう。
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