人生は奇跡の連続である、と考える。


また、転職の誘いがあり、履歴書を送ってみた。日本で全く新しいビジネスモデルを構築するということであり、私の興味をそそる仕事だ。履歴書を送った後、書き残したことがあったので、補足説明を送ったのだが、その後、急に不安になってきた。「もう、53歳なんだから、そんなにうまい転職話もないだろう。きっと無理に決まっている。私の予感は良く当たるんだ」そんな不安が湧いてきて、焼酎のロックを飲んで寝た。

 しかし、次の朝、瞑想をしていて、ふと気がついたことがある。

 バシャールによれば、全てのことは中立である。自分がどんな意味づけをするかで、それが実現する。どんな観念を持っているかを、毎日、観察するべきだという。

「あっ、そうか。自分の悪い予感が当たると思い、その通りになるのは、ネガティブな意味づけを与えていたからだ。これをポジティブな意味づけに変更すれば、ポジティブなことが起こるんだ。そう、意味づけを変えればいい。そして、これは、まだ成功は難しいという観念を持っている。」ということに気付いた。

 気付いたら、即、実践だ。まずは、面接で、こちらから有益な情報を渡して、感謝されているところ、そして、エージェントから喜びの電話がかかってくるところを創造した。

 成功は難しいという観念を取り除くためには、感謝日記をつけることとした。今までは、PCに頼っていたのだが、しばらく、手書きで日記を書くこととしよう。手書きのほうが、自分のハイヤーセルフにアクセスしやすくなるという噂があるのだ。

 考えてみれば、私の最近の人生は奇跡に溢れている。

 仕事で壁に当たっていると感じれば、エージェントが仕事を探してきてくれる(そうか。これが宇宙からのサポートだ)。しかも、壁に当たっていると感じられる仕事さえ、会社の経常利益を30%近く伸ばせるチャンスが来ている。引き寄せの法則のエイブラハムが言うところの「あるのは幸福の流れだけ」。それを許容して、可能にするかどうかだけだという。つまり、ポジティブな意味づけをすれば、幸福がどんどん流れこんでくるのだ。

 ワクワクについても、チャンスがどんどんやってくる。1月22日に北野さん、穴口さん主催のスピリチュアルイベントがあるのだが、なんと、そこでパネルディスカッションに参加する。一度は、話してみたいと思っていた山川夫妻と話せるなんて、凄くラッキーだ。

 バシャールの本に、最強の願望達成方法として、見て-感じて-なりきるという方法が紹介されていた。

 例えば、私の場合、ベストセラー作家になって、世界中で講演をしたいと思っている。だから、講演しているところをヴィジュアライゼーションするのだ。まず、これが見るというステップ。

 次に、臨場感を持って、実際に自分が講演をしている場面を感じてみる。自分は、どんな動きをし、どんな口調で話し、心臓の鼓動はどうだろうか?スポットライトは眩しいだろうか?そんなことを想像してみる。これが、感じるという第2のステップ。

 さらに、小さなヴァージョンでいいから実際にそれを体験してみる。友人の前で講演の練習をする。公民館を借りて、観客が一人もいなくても、その模擬ヴァージョンを体感してみる。これが、第3ステップのなりきる。こんなことをしていれば、宇宙のサポートが得られて、実際に、多くの人の前で講演できるようになるという。

 そして、私の場合、そのチャンスが2017年の1月22日に実際にやってきた。なんと素晴らしいんだろうか。

 それから、週末から、どんどんシンクロニシティが起こっている。パラレルワールドについて考えていれば、その情報が急にメールで届いたり、夢の中でパラレルワールドを活用した願望達成法が思い浮かぶのだ。

 さらには、同様のことが長女にも起こっている。今年から、本格的にモデル活動を始めたのだが、秋頃までは、ほとんど仕事がなかった。ただし、インスタグラムの表現を見ていると、かなり変化があった。何か楽しいことがあると、「毎日元気、毎日楽しい。今が人生最良の時で、毎年、良くなる設定」と書くようになったのだ。その頃から、どんどん仕事が増え出し、地方局やケーブルTVではあるが、TVリポーターの仕事も来るようになった。

 そんなわけで人生は奇跡で満ちている。